こだわり
丸久味噌が醸造する手作り味噌は年間400トン。他と比べると製造量は少ないですが、原材料から製造まで一貫して手作りの「生きた味噌」として親しまれています。原材料である大豆・塩は国内産。そして味噌づくりの要である糀の原料となる米は新潟県産にこだわっています。まさに「原料に勝る技術なし」です。 二つ目のこだわりは「糀」。 お米の蒸し具合など、すべて厳しい管理のもとで味噌づくりに大事な「糀」を自社でつくり、お味噌を製造しているのです。 三つ目のこだわりは「杉桶」。 味噌醸造のために杉桶を使用していますが、使用している杉桶は酒屋から譲りうけたもの。丸久味噌の蔵には、63本ある大きな杉桶があり、その杉の板には有用菌が棲みついており、その有用菌の力で美味しい味噌ができているといいます。少量生産ではありながら、有用菌の力による熟成発酵はより美味しい味噌をつくるために必要不可欠なのです。 国産の大豆に塩、そして何より美味しい味噌に不可欠な米糀にこだわり、変わらぬ味を守りながら、これからも製造技術を高め、伝統を引き継いで参ります。